2007年6月29日金曜日

~海外風味~ファーム編③

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前回までのストーリーはこちら
http://gw21-sapporo.blogspot.com/2007/06/blog-post_27.html
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『限界前』

散々な憧れだったファーム生活・・・
いつもパン1枚と伸びすぎたパスタ、そして雑草を切る毎日。
僕の気持ちを支えてくれるものもない・・・

滞在して1週間が経とうとしたある日、マザーが「土曜日に教会行くわよ。」
と、珍しく笑顔で微笑んできた。
僕もこの辛い日々をこの際キリスト様に癒してもらおうと思い、行くことにした。

【1回目の土曜日】

P.M5時

マザーの運転する車で教会へ。
ってより、体育館。。。

教会じゃないのかよ・・・

まぁ、それはよしとして体育館の中へ。
そこには椅子が並べられて、その町の村人達がたくさん座っている。
僕とマザーも後ろの席へ座った。

P.M 6時

牧師らしきオッサンが出てきて何やら開始した。
みんなでキリスト様に捧げるを熱唱。
歌うというより、熱唱・・・・
その歌声に僕も聞き惚れた。
久しぶりにマザーとポニー以外に人や動物と接することができて何か僕もホッとしていた。
家に帰りたくないなぁ・・・と感じながら。

P.M 6時30分

と牧師のオッサンの話も終わり、これで終わりかと思いきや村人が皆席を立ち牧師の前に
一列に並んだ。
 
何が始まるんだ・・・?

僕は、1人席に座ったままその光景を眺める。
そして、牧師が何やら村人に話しかけている。

P.M6時40分

突然、村人のおでこに牧師のオッサンが手のひらをつけ、その瞬間

「ハァッッッッッ!!!!!」

と声を張上げた!

そして、その発した声と同時にその手を当てられた村人は気を失って倒れた!

「えぇ・・・・・・」

思わず漏れた僕の声。

そして、牧師の前に2列に並んだ、総勢200名の村人達は次々と牧師に同じように手のひらを
おでこにつけられ、

「ハァァァァッッッ!!!」

の言葉で、意識を失い倒れこむ。

「なんじゃこれ???」

あっけにとられた・・・

「何やってんだ、ここの村人は?」

心の中で思いながら、同時に恐怖感にかられた・・・・


P.M7時15分

200名程の村人一人一人に何やら呪文を唱えその儀式を行ない、
30分くらいすると今度は最初に気を失った村人が復活し、牧師はもう一度
一人目から呪文をかけ、また村人は意識を失う。。。その繰り返し・・・

なにやってんだこいつら・・・

P.M8時

まだ、終わらない。。。

P.M8時30分

終わる気配すらない。。。

P.M9時

いつまでやってんだよ!?
もう飽きた・・・・

P.M9時半

ようやくこの奇妙な集会が終わった。。。

そして、次に村人が向かった先は村に一件あるハンバーガー屋。

そこに村人は集まり、とにかく皆ハイテンション。
これでもかと思うくらいハイテンション。

ついていけない・・・

若者もおじさんおばさんもそしておじいちゃんおばあちゃんも・・・
とにかく気が狂ったかのようなテンションだ。

P.M10時半

ようやく帰宅。
マザーの車で小屋まで帰る。
しかし、マザーの運転が尋常じゃなかった。
蛇行運転と急ブレーキ、と思いきや猛スピードを出してとにかく危ない運転。

「ちょっと、危ないから気をつけて運転して!」と、

マザーに一言。

マザーは、

「大丈夫よ、私達はね教会に行くとすごいハッピーになるの。だからお酒を飲んでなくても、
酔っ払ったみたいにハイになるのよ、ウフフフ・・・、警察もね飲酒で捕まえたいんだろうけど、
私は飲んでないから捕まらないわ~~~!」
と狂ったような奇声を発しながらさらに蛇行運転。

殺す気かよ・・・・

でも、教会でのあの「ハッァァァァ!」のことが気になりマザーに質問してみた。

「あれはなんだ???なぜみんな倒れる???」

「あれはね、GOD POWERを牧師さんを通して頂いてるのよ。牧師さんの手にはね、
POWERが宿っていて、あの手はまさにGOD HANDなのよ!ハッハッハッ~~~~」

と怪しい笑い声。

コワッ・・・

そして

キモッ・・・

「あんたも楽しかった!?」

「・・・yes・・・」

楽しいわけねぇだろ。
怖いだけだよ。
と心で思いながら、また「YES」を言ってしまった。。。
情けない・・・

マザーは上機嫌。

P.M11時

ようやく小屋に到着。
長い一日だった。。。。

そして、このファーム最大の恐怖が次の土曜日に起こるのであった・・・

それはまた次回のお話で。。。。

KAZ

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