前回までのストーリーはこちら
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さてさて、胸を躍らせファームに向かいいよいよ憧れのファームに到着!
どんなファームステイが待っているのか!?
本当に楽しみだった☆
到着して、早速馬や羊のかわいこちゃんをお目にかかろうと牧場へ!
そこで見た光景は・・・・
愕然・・・
たしか、登録する時に聞いていたファームは羊と馬がたくさんいる牧場と聞いていた。。。
しかし実際は・・・
ポニーが10数頭と羊の4匹家族だけ・・・
なんじゃこりゃ。。。
そんな愕然としている僕にマザーがさらに追い討ちをかける。
てっきり一緒にマザーの家に滞在できると思っていた僕は、マザーの一言に呆然。
「あんたはあそこに滞在するのよ。」
「えっ???」
昨夜のバスを思い出す。
マザーの指先の向こうに見えたのは、マザーの家から200M くらい離れた牧場の中に建ててある
小屋・・・
まじっすか!?
(僕の小屋です。)
マザーに連れてかれ小屋へ。
でも、見た目はキレイなちょっとしたコテージ☆
しかし中は最悪・・・
電気もなければ、でかいネズミ・クモがまたしてもうじゃうじゃ動き回っている。
ここで寝るのか???
(中の様子。)
ここのファームは、マザーが1人でおこなっているファーム。
食事はさすがにマザーの家で食べることができたが、一日の中のわずか30分。。。
また飯もまずいまずい・・・家も驚くほど汚い・・・
いつもこんなにのびるか!!ってくらいのびたパスタ。
食べるだけでも大変だ。
せっかくファームにきたのだからマザーとコミュニケーションをとりたいと思っても聞いてくれない・・・
マザーが話すことは常に宗教。
キリスト様の話だ・・・
「お前の宗教は何だ?」
「ブッディスト!」
マザーはものすご冷たい目をする。
「What???Say again.」
「・・・・I am Buddist・・・」
すごい剣幕でマザーは食事を置いて奥の部屋へ。
何だ?何が起こるんだ???
数分後、マザーは分厚い一冊の本を僕に手渡した。
そこには、キリスト様が僕に微笑むように写った表紙の本。。。
「あんた、これを明日まで読みなさい」
「はぁ???」
こんな分厚本読めるわけがない。しかも英語だし・・・
って言うより電気もねぇだろが!
読めるかっ!?
と思いながらも、典型的な日本人スタイルで
笑顔で「YES~!」
それを渡されると、マザーは「もう自分の部屋へ戻れと」ストレートに言ってきた。
「えっ?シャワーは?」
「シャワー?シャワーは外よ」
連れて行かれたのは牧場の片隅にあるまた小屋・・・
鉄板の壁があるだけで、これまた寒い・・・
しかもシャワーは小便小僧か!と言わんばかりのチョロチョロしかでない。
風邪引くわ・・・
と思いながらシャワーを浴び、シャワーが終わる頃マザーが僕のとこに来て、
食パン一袋と牛乳2リットル、そしてジャムを渡してきた。
「これ、あんたの1週間分の朝食と昼食だから大切に食べてね」
「Thank you・・・」
そのパンを持って自分の小屋へ。。。
でもそこでふと冷静に考えると、これで1週間の食事かよ!?
しかも一日2食の・・・・
どう数えても、1回一枚ずつしか食べれない・・・
死ぬわ・・・
当然山の中なのでお店すらない・・・
同時に牛乳。
1日目は問題なし、2日目も大丈夫、3日目腐りかけ・・・・
冷蔵庫は!!??
腐るわ・・・・
それから喉をつまらせながらパンのみの生活。
時計も持たない僕は、時間もわからない・・・・
電気もないから本も読めな~い
寝てるときにクモに起こされる~ぅ
ネズミが体をよじ登る~ぅ
とにかく最悪・・・
殺したろか!
それでも時間は気になる。
マザーの時計をさっと見て時間を把握したら、
すぐ自分の小屋へ!!!
木の枝を切り、すぐ地面に刺し、時計を作る。
ここに影ができたら1時、ここにきたら6時のように・・・
その内、そんなん見ないでも太陽の位置で時間がわかるようになった・・・
なんの特技だよ・・・
毎晩毎晩キリスト様の本を手渡され読めと拷問・・・
読めねぇよ・・・
昼間、マザーはいつもどこかに行くので1人で牧場の草刈。。。
しかもスコップで。。。
せめて剣先のスコップよこせよ・・・
やってられんと思って、牧場を散策しいていると大きめのポニーの集団に出会った。
馬は賢いと思い、近くに笑顔で近づいて、「ハァ~イ!」と笑顔で話しかけると、
馬がギョロッと僕を見て、前足をかきだし、鼻息を「フゥフゥ」させた。
その瞬間・・・
馬数頭は僕めがけ走り出してきた!
「えぇ・・・・・・」
「なぜ~!?」と思いながらとにかく必死で逃げた。
勝てるわけないけどまずは逃げた!
自分の小屋までそう遠くはなかったので一目散に自分の小屋に・・・
なんとか逃げ切ったが馬達は小屋を囲むように30分くらい僕の小屋をくるくる回っている。。。
落ち着かんわ・・・・
自分は何しに海外にきたのか?なぜこんな不運が続くのか?
落ち込んだ・・・
でも、さらにひどいファームでの出来事は続くのであった・・・
それはまた次回で・・・
KAZ





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